こんにちは!看護師のカメさん(@49_kame)です。
この記事は3分程度で読めます。

今回は看護師として大学院に進学する方法を紹介するよ
この記事はなんとなく大学院に進学したいけど、手順がわからないと感じている人の背中を押すことができる内容になっています。
昔は看護師が大学院に行くというと珍しい目で見られることも多かったと思います。
また、大学院に進学する目的は専門看護師取得のため以外にも研究方法や教育を学ぶために進学する人も増えています。

少しでも大学院に興味がある人は、この記事を読んで気軽に踏み出してもらえると嬉しいです。
目次
まずは情報収集
所属している大学や勤務している施設に、大学院進学経験のある方がいる場合は積極的に話を聞いてみましょう。
働きながら通えるのか、休職する必要があるのか、出張扱いで通えるのかなど施設によって条件が異なるのでできれば同じ施設の経験者に聞いてみましょう。
もし身近にいなければ、このブログも含め、インターネットで経験者の情報を集めましょう。
「看護師 大学院」で検索するとブログもいくつか出てきます。
大学院に進学することはまだまだ新しいことなので、情報収集が大事になります。
興味があることを整理しよう
まずは今自分が興味あることを整理しましょう。看護学部の4年間の実習や臨床経験を重ねてきた中で、どんなことに興味を持ちましたか?
「精神看護の専門看護師になるぞ!」などの目標がある人もいれば、「なんとなく研究に興味があるな」という人までそれぞれだと思います。
興味があることは何でも良いです。具体的なものがなければ、基礎看護系の研究室もおすすめです。何でもできます。
とりあえず興味があることのキーワードだけ明確にしておきましょう。僕の場合は「教育」とか「暗黙知」とかのキーワードでした。

研究室を選ぶ際の面談時や、入学時の研究計画の作成時に必要になるよ!
研究室を探そう
なんとなく興味があることのキーワードは明確になりましたか?
それではさっそく研究室を探しましょう。
大学院には2つのコースがある
大学院のコースには大きく分けて2つのコースがある
①研究コース:
2年間、とにかく自身の研究に専心します
②実践コース:
研究をやりながら専門看護師等の受験資格を得るため に学びます
ちなみに診療看護師養成コースや助産師養成コース、周麻酔期看護師養成コースなどもあるので興味がある方はおすすめです!

実践コースは、研究に加えて実習や専門的な学習もあるので働きながらだと休職期間の調整などが必要になるよ!
研究室に連絡を取るには?
大学院受験は大学受験と違って、大学に入学するというよりも研究室に入るというイメージがわかりやすいと思います。
そのため、受験の前に事前に研究室の先生に話しを聞くことが一般的です。
研究室の先生に話しを聞く方法は?
①オープンラボ
②直接連絡して話を聞きに行く
オープンラボとは?
オープンラボとは?
大学院の説明や、研究室の見学等ができるイベント。大学のオープンキャンパスのようなもの。
大学のホームページにお知らせが出ますので確認しましょう。5月くらいから夏の終わりまでの期間に実施されるところが多いです。多くのオープンラボでは全体説明の後、各研究室での相談時間が設けられているので利用しましょう。
研究室に直接連絡できるの?
直接連絡する場合は、大学院のそれぞれの研究室の中から興味のある研究室を選びましょう。ホームページに記載の連絡先(教員のメールアドレス等)から連絡して日程の調整を行います。
教員が多忙であるということを、十分配慮して連絡するようにしましょう。

直接連絡するのは抵抗があるかもだけど、礼儀さえ守れば、教員はフレンドリーな人が多いです。興味がある研究室にはいくつか話を聴きに行きましょう!
まとめ
大学院に行くタイミングは、少しでも興味を持った今この瞬間です。
何はともあれ、まずは自分が何に興味があるのかを明確にしましょう。

勢いも大事だけど、家族がいる人は必ず相談しよう。
おまけ
大学院を目指す時も、入学後も常に目的を明確にしよう。
大学病院で働いていて、たまに大学院で燃え尽きてしまった先輩達を見るけど、それは目的と手段がごっちゃになってしまったからだと思います。
大学院入学や卒業はゴールじゃありません。大切なのは自分が何をしたいのか。それを明確にしながら進めば、大変な作業も楽しくなります。
一緒に看護研究を楽しみましょう!
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