救命センターで看護師を10年以上。教育担当も経験。大学院では教育心理学と教育工学を活用しながら看護師の生涯学習について研究。目標は看護研究を身近にすること・看護師が看護を楽しみながら働き続けるためのサポートをすること。現場の看護師さんが研究や実践ですぐに使える情報を届けたいと思っています。資格は看護師/保健師/統計士。看護研究や大学院進学等、何でもご相談ください!ご連絡は問い合わせフォームやTwitterのDMよりお願いします。

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【このままで良いの?】看護師が感じる将来の不安を分析「不安への対処法も解説するよ」

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Last Updated on 2023年11月26日 by カメさん

こんにちは!看護師のカメさん(@49_kame)です。

この記事は5分程度で読めます。

カメさん
カメさん

今回は「このまま看護師を続けて良いのか?」など、自分の将来に悩んだ時に読んで欲しいことを記事にしました。

将来への不安を抱えている人は多くいると思います。気軽に読んでみてください。

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「看護師が思う将来の不安」にはどんなものがある?

看護師として働く中で、将来への不安は誰しもが抱えています。

例えば、「このまま看護師として働き続けることができるのか」「看護師として働く以外の選択肢もあるのではないか」「もっと専門性を磨くべきなのではないか」「もっとお金が欲しい」「自分は看護師に向いてないのではないか」など漠然とした不安や具体的な不安など様々です。

私自身も将来への不安を抱えていました。私の抱えていた不安は「このまま単なる看護師で終わって良いのか、特別な何かをしなければいけない」という漠然とした不安でした。仕事に慣れて、単調な日々に不満を持っていたのが原因かもしれません(若かったので、できた気になっていました)。

また、先輩に怒られる度に「この仕事に向いてないのではないか。一生この仕事をしなければいけないのか」と悩み、SNSで成功している人を見て、他人の人生と自分の人生を比べることで「こんな人生で良いのか。もっとできることがあるのではないか」と悩んでいました。

20代中盤から30代にかけての成長発達課題として「クォーターライフクライシス」があります。SNSの発展により他人と比較することが増えたため、人生に悩む若者が増えていると言われています。「クォーターライフクライシス」については下記の記事で詳しくまとめています。興味のある方は参照してください。

そもそも不安とは?

そもそも不安とはなんでしょうか。不安とは、学術的には「期待通りにいく見通しがつかないときの感情」や「起こるかもしれないことへの恐怖であり、不安と恐怖は有害あるいは潜在的に有害な状況に対する反応」とされています

つまり、上手く行かない可能性が頭によぎって恐怖を感じている状況です。

漠然とした不安や、給料や昇進などの具体的な不安など、不安の種類は様々だと思います。自分の不安がどのような不安かを改めて考えてみましょう。

カメさん
カメさん

自分の不安を客観視することが重要だよ。

将来の不安を感じる看護師の特徴は?

将来が安定していると言われる看護師の仕事。しかしなぜ将来に不安を持つ看護師が多いのでしょうか。将来に不安を持つ看護師の特徴について考えていきたいと思います。

将来の不安が起きるタイミングは、目の前の現実(仕事やプライベート)が安定したタイミングです。例えば、一通りの業務に慣れた3年目以降の方、結婚してプライベートが安定した方、育児休業を終えて今後のライフプランを描き始めた方などが将来への不安を抱えることが多いです。

私の将来への不安が1番大きくなったのは、6年目を過ぎた頃です。6年目と言うと、業務にも慣れて少し自分の仕事に飽きてきた時期でした。また、そのタイミングで結婚して世帯を持ったのも大きな要素だったと思います。

仕事に慣れたこと、プライベートが安定したこと、将来を考え始めたことにより将来への不安が生じたと思います。

カメさん
カメさん

今の仕事に燃えていて、やる気に溢れている人は将来の不安を感じにくいのかもね。

不安は個人の特性も影響している

不安は、「状態不安」と「特性不安」の2つに分けることができます。

状態不安とは、特定の場面や状況で感じている不安のことです。つまり、一時的な不安のことです。例えば、「明日の勤務が不安だ」などですね。

特性不安とは、個人の性格が影響する不安に関する傾向のことです。つまり不安になりやすい傾向かどうかということです。

特性不安が高い人は、特性不安が低い人に比べて、ストレスにさらされた時に状態不安が高まりやすい傾向にあります。

カメさん
カメさん

強い不安の原因は、環境じゃなく個人の特性の可能性もあるかもね。

将来の不安を解消するためにできる「5つ」こと

将来の不安を解消するためには下記の5つのような対策があります。自分に合うものを実践してみてください。

  1. とにかく行動する
  2. 現状を書き出す
  3. 現実の数字を知る
  4. 他人と話す
  5. 現状を受け止める
  6. レジリエンスを高める
  7. キャリア支援のプロに相談する

1.とにかく行動する

何か不安を感じたら、行動に移すことも1つの手段です。何も変わらない現状への不満が、将来への不安に繋がることが多くあると思います。そのため、何か行動することで新たな可能性を感じることができます。可能性を感じると未来に対して肯定的な期待を抱きやすくなります。

われらがナイチンゲールも「あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになります。目的を高く掲げなさい。」と言っています。

カメさん
カメさん

ナイチンゲールはかなり厳しい人だったらしいけどね。

ただし人間は現状維持を好む性質があるため、変わることによる不安が新たに湧き上がる可能性もあります。自分に合った方法が重要です。

2.現状を書き出す

漠然とした不安を抱えている場合は、頭の中で実際の現状以上に否定的な状況を想定して不安が大きくなっている可能性があります。このような状態は「見えない不安」とも呼ばれます。

「現状が見えない」「先が見えない」状況を脱却するために、今の現状と考えられる将来の可能性をメモに書き出してみましょう。形式はなんでも構いません。

現実をアウトプットすることで、適切な大きさの不安に切り替えることができます。現実を客観視した上で不安と向き合っていきましょう。

自分の人生設計を視覚化するためには「キャリアレインボー」を作成することがおすすめです。「キャリアレインボー」については下記の記事を参照してください。

3.現実の数字を知る

前述の、現実を書き出すことと似ていますが、数字を把握することは重要です。例えば給与に不安を感じているならば、「現在自分がいくらの給与をもらっているのか」「一カ月の支出はどの程度か」「将来的にいくら必要になるのか」など具体的に考えることが重要です。

カメさん
カメさん

自分の給与を例にすると、「20~30万くらいかな」って漠然と考えている人が多いよね。正確な数字を把握していくことが重要だよ。

また、将来のキャリアに不安があるのであれば「退職まで何年あるのか」「自分は何年働いたのか」のような簡単なことでも構わないので、改めて考えることが重要です。例えば、私の場合は「もう長く働いてしまった。このままの現状で人生が終わってしまう」という漠然とした不安がありましたが、「後30年近く働く必要がある。思ったより長い。」と分かったことで、新たな生き方を検討することができました。

4.他人と話す

他人と話すことは、気持ちが楽になる効果(カタルシス効果)が期待できます。加えて、将来の不安については、他人と話すことで自分の現状を客観視できる効果(アウェアネス効果)がとても大きいと思います。

他人に悩みを話すのが苦手な人(私もそうです)もいると思います。しかし他人に悩みを話すことは、前述のように気分をスッキリする以外の効果もあります。思考を整理して自己理解を深めるためにも、信頼できる他人に、自身の現状や未来に考えられる可能性を話してみましょう。

5.現状を受け止める

現状には変えられるものと、変えられないものがあります。例えば、他人の考えや行動を変えることはできませんが、自分の考えや行動を変えることができます。

まずは変えられるものと、変えられないものがあることを理解することが重要です。変えられないものは受け入れて、変えることができるもの積極的に取り組んでいきましょう。

心理的柔軟性という考え方

心理的柔軟性とは「開かれた心で今この瞬間起こっていることに気づき、集中力を持って状況に対応し、自分の価値に沿った効果的な行動をする能力」とされています。

心理的柔軟性では、前述の「変えられないもの受け入れ、変えられるものに取り組む」ことを重要視しています。今この瞬間、ありのままの現状(変えられないもの)を受け入れるとともに、自分の価値観を大事にした行動(変えられるもの)を選択していくことが大切です。

6. レジリエンスを高める

将来の不安に対応する能力として「レジリエンス」という考えたも有用です。レジリエンスは看護師の業界でも注目されています。

レジリエンス(resilience)とは「困難で脅威的な状況にもかかわらず、うまく適応する能力・過程・結果」とされており、不安等のストレスに対応する個人の適応能力を説明する概念です。つまり、ストレスなどの圧力を跳ね返すまたは順応する能力です。

またレジリエンスは回復性にも重点をおいており、ネガティブな状況に陥った時に回復できる能力であるともされています。

レジリエンスを高める方法として、アメリカ心理学会(APA:American Psychological Association)が以下の10個の方法を提唱しています。

  • Make connections:家族や友人と良い関係を維持する 
  • Avoid seeing crises as insurmountable problems: 危機的状況を克服できないと捉えることを避ける 
  • Accept that change is a part of living:生活上の変化を受け入れる 
  • Move toward your goals:目標を立てて行動する
  • Take decisive actions:不利な状況でも行動する 
  • Look for opportunities for self-discovery:自己発見のために行動する
  • Nurture a positive view of yourself:自身へのポジティブな考えを深める
  • Keep things in perspective:将来への展望を持つ
  • Maintain a hopeful outlook:希望的な見通しを維持する
  • Take care of yourself:自分を大切にする 
カメさん
カメさん

自分にあった方法を試してみよう!

7. キャリア支援のプロに相談する

将来の不安を解消するためには、自分自身で行動していくことが重要です。しかし自分の力だけでは、なかなか上手く行かないことが多いです。そんな時は、キャリア支援のプロであるキャリアトレーナーとともに、自分のキャリアを考えることをおすすめします。

職場の同僚や先輩に相談するのも良いですが、相談するならキャリアの専門家がおすすめです。

同じ職場の同僚や先輩に将来の不安について相談した結果、自分と同じ意見しか貰えずに不安さらに深まってしまった経験が多くいるのではないでしょうか。

カメさん
カメさん

僕も、将来に不安があったときに先輩に相談したら、愚痴をたくさん聞かされて終わった経験があるよ。

一方でキャリアトレーナーは、様々な観点からあなたを客観視し、キャリアの可能性を見つける手伝いをしてくれます。今感じている将来の不安を、なんとかしたいけど何ともできない。そんな時は、プロの力を借りてみてください。

カメさんがおすすめするキャリア支援のプロは、「看護師向けパーソナルキャリアトーレニング」を展開している『posiNurse』です。『posiNurse』では、看護師のキャリアに関する無料勉強会をしています。興味のある方は下記のURLより、無料勉強会参加のLINE登録をしてみてください。

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まとめ

将来への不安は、人間であれば誰しもが抱えている問題だと思います。

大切なことは、自分が抱えている不安を正しく理解して正しく対応することです。

「このままで良いのか」と考えてしまったら、是非この記事を読み直してみてください。

不安の解消にはモチベーションを高めることも効果的です。現役看護師がモチベーションを高める方法を解説しているので参考にしてみてください

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