Last Updated on 2023年12月28日 by カメさん
こんにちは!看護師のカメさん(@49_kame)です。
この記事は3分程度で読めます。
今回は入学試験までの間にやるべき準備を解説するよ
進学したい大学院と研究室が決まったら後は大学院受験の準備しましょう。
入学試験までにやることを確認
入学試験までにやることは?
- 出願書類の準備
- 試験対策
- 事前相談
ほとんどの大学院で出願前に志望する領域の研究室への事前相談が求めれているので、事前相談をしよう。
出願書類の準備をしよう
出願書類の内容については、各大学のホームページに記載があるので確認しましょう。
出願書類の例
- 受験票
- 卒業証明書・成績証明書
- 志望理由書
- 研究計画書 など
卒業証明書・成績証明書
卒業証明書や成績証明書は、卒業または在籍中の大学に申請する必要があります。申請してから受け取りまでに1週間程度かかるので早めに申請しましょう。
現在在学中の方も「見込み」として提出が必要になるので早めに準備しよう
志望理由書・研究計画書
志望理由は皆さんそれぞれの熱い思いを書いて頂ければ大丈夫です。問題は研究計画です。
研究計画といっても倫理審査に申請するような研究計画書ではなく、研究計画の概要について記載します。
研究計画のポイントは?
- 研究する意義があるのか
- 実現可能性のある研究か
上記のポイントをおさえるためには、普段臨床で感じる疑問(臨床疑問)を研究疑問に落とし込む必要があります。
何が研究したいかだけではなく、「なぜこの研究が必要なのか」「どうやって研究するのか」「研究の予定は」というポイントを系統的に明らかにすることが重要となります。
ここは面接でも聞かれるから内容を吟味しよう。研究の内容は入学してからでも変えられるから安心してね。
試験対策
入学試験の内容は?
- 面接試験と筆記試験で構成されるところが多いです。
- 筆記試験は主に専門分野に関する記述試験や、小論文と、英語の試験で構成されます。
- NPやCNSのコースでは専門分野の知識を問うような試験もあります。
面接試験
面接試験では基本的に、出願書類の中の「志望理由書」や「研究計画書」に基づいて質問されます。
志望理由については、気持ちの部分も多くあると思いますので答えやすいと思います。研究計画については、試験までに「研究の意義」「研究の具体的計画」を明確にしておきましょう。
面接の時に想定質問を考えた方が良いという人もいるけど、おすすめしないよ。想定の質問の時には必要以上にたくさん話してしまうし、想定外の質問が来ると焦ってしまうよ。
筆記試験(専門科目)
担当の教員が試験問題に出す内容や、勉強の参考にする文献を教えてくれる研究室もあります。
過去問が公表されている大学院は少ないと思うので、研究室訪問時などに研究室の先輩に過去問を聞くのが有用です。
またNPやCNSコースなどの知識を問う問題では、国家試験のような選択形式であったり記述式であったりと様々です。専門分野について深く問われるので計画的に勉強しましょう。
専門分野の対策は、勉強も大事だけど情報収集も大事だよ。効率的・効果的に試験を突破しよう。
筆記試験(英語)
英語の試験はどんな形式?
- 試験日に各大学院で作成した問題を解く場合
- 事前にTOEICやTOEFL等の外部試験の点数を使用する場合
- 英語の面接試験がある大学院もある
各大学院が作成した英語試験については、上記の専門分野と同様に、大学院によって傾向が異なります。研究室訪問の際に先輩や教員に英語の過去問についても確認するようにしましょう。
また英語の外部試験結果は出願書類提出までの成績です。英語の外部試験結果が分かる日を逆算して取り組みましょう。TOEICなどは試験日程も多いので、沢山受けて良い点数を提出できるのがメリットですね。
専門分野では差が出ないと言われているよ。とにかく英語で決まるから、英語の試験対策を重点的にやろう!
英語が苦手な方も多くいると思いますが、入学後は海外論文を読む機会も増えるので、試験対策だけでなく、入学後を見越して英語の勉強に取り組みましょう。
まとめ
大学院を受けるところまで来ただけでも素晴らしいことです。
大学院に志望するだけでも素晴らしい人材だって、ある大学院の説明会で聴いたよ。
ポイントは情報収集&英語試験の対策です。教員や先輩から情報収集をしながら計画的に学習を進めましょう。
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