Last Updated on 2023年12月28日 by カメさん
こんにちは!看護師のカメさん(@49_kame)です。
この記事は3分程度で読めます。
今回は研究室の選び方について解説するよ
大学院に進学する上で重要なのが研究室選びです。
大学受験の際は大学や学部の特色を調べたと思いますが、大学院受験では研究室の特色についても調べる必要があります。
研究室は2~3年は在籍するから、自分に合った研究室を慎重に選ぼう!
大学の特色は3つのポリシーで確認しよう
大学の特色については、興味のある大学の大学院を検索するとトップページに記載されています。また最近では、ディプロマポリシーやカリキュラムポリシー、アドミッションポリシーなどを提示する大学が増えてきました。
大学の特色を確認するための3つのポリシーとは?
①ディプロマポリシー:
卒業までに身につけて欲しい能力や成績の基準
②カリキュラムポリシー:
教育課程の方針
③アドミッションポリシー:
どんな学生が欲しいか
これらを参照することで、その大学ではどのようなことが学べるのかを知ることができるので参考にしましょう!
受験の対策にもなるよ!
研究室の特色を確認する
研究室の特色については、各大学の大学院のホームページから各領域(基礎看護やがん看護など)のページを確認しましょう。
研究室の特色を確認するポイントは?
- 教授が教育に積極的か?
- 大学院生が多い少ない?
- 大学院生の研究テーマは?
- 博士が修士を教える文化はある?
- ゼミの時間や日程、雰囲気は?
研究室を選ぼう
看護の場合は、各領域がそれぞれ1つの研究室で、指導教員の基で研究を行うイメージです。そのためまずは自分がどの領域に興味があるのか明確にしましょう。
何も興味がなくて、とりあえずの進学であれば基礎看護がおすすめです。
主な領域にはどんなものがある?
- 基礎看護学
- がん看護学
- 精神保険看護学
- 老年看護学
- 母性看護学
- 看護管理学
- 地域看護学etc
この他にも大学によって様々な領域があるので確認しよう!
各領域のホームページで指導教員(教授や准教授)の紹介があると思うので、指導教員の研究内容を確認しましょう。
指導教員が実施していない研究を行うのは難しいことが多いです。教員が自分のイメージに合う研究をしていれば連絡を取って話しを聞いてみましょう。
研究室に知り合いがいなければ、その領域のトップ(教授や准教授)に連絡を取ると良いでしょう。
直接連絡するのは抵抗があるかもだけど、礼儀さえ守れば、教員はフレンドリーな人が多いから安心してね。
複数の研究室に相談に行こう
研究室に話しを聞きにいく回数に制限はありません。気持ちと体力の許す限り、複数の研究室の話しを聞きに行きましょう。
今はまだ研究計画について不明瞭かもしれませんが、話を聴きにいくうちに自分の考えがまとまります。
僕もいくつか話を聞きに行きました。僕は「教育」と「急性期の看護」に興味があったので、急性期看護の研究室と基礎看護の研究室をそれぞれ2つ訪問に行きました。
自分のやりたい研究について説明すると、「ここじゃできない」言ってくれたり、興味深い話しを教えてもらうことができました。
おわりに
自分のやりたいことのために遠くの大学院に通う人もいます。神奈川から広島まで新幹線を使って通う人もいました。
でも個人的な意見だと出来るだけ近い方が良いと思います。最近はzoomが主流ですけど、対面の授業もありますからね。時間もお金もかかります。
やりたいことと、生活の負担のバランスが大事だよね
自分のライフスタイルと合わせて研究室を検討しよう。
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